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小児歯科は3歳からでは遅い?早期受診のメリットと選び方

2025年09月10日

小児歯科の早期受診が重要な理由

「お子さんの歯医者デビューはいつからがいいのでしょうか?」この質問をよく受けます。多くの保護者の方は、3歳児健診や幼稚園の健診をきっかけに初めて歯科受診を考えるケースが多いようです。

しかし、実は歯医者には歯が生え始める1歳前後から通い始めるのが理想的です。乳歯は永久歯の基盤となる大切な役割を担っているため、幼い頃からきちんとしたケアを行うことがとても重要になります。

なぜ早期からの歯科受診が大切なのでしょうか。それは乳歯の特性に理由があります。乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く、むし歯になりやすい構造をしています。正しいケアを覚える前にむし歯ができてしまうと、その後の処置や治療に苦労する可能性が高くなるのです。

当院では、お子さんのお口の健康を守るため、早期からの定期的な歯科受診をおすすめしています。歯が生え始めたばかりの時期から適切なケアを始めることで、将来的な歯のトラブルを大きく減らすことができるのです。

乳歯のケアが将来の歯の健康を左右する

「乳歯はどうせ抜けるから」と考えていませんか?これは大きな誤解です。乳歯の健康状態は、将来生えてくる永久歯に直接影響します。

乳歯が虫歯の状態で放置されると、その下で発育中の永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。変色していたり形が不完全だったりする永久歯が生えてくることもあるのです。

 

また、乳歯は永久歯のための「スペースキーパー」としての役割も担っています。乳歯が早期に失われると、永久歯が生えるためのスペースが確保できず、歯並びが乱れる原因になることもあるのです。

さらに、乳歯の時期に正しい歯磨き習慣を身につけることで、生涯にわたる口腔ケアの基礎を作ることができます。小さい頃からの習慣づけは、お子さんの将来の歯の健康に大きな投資となるのです。

私が長年小児歯科に携わってきた経験から言えることは、乳歯のケアを怠ると、永久歯の時代になってから多くの問題が発生するということです。予防は治療よりも常に優れているのです。

小児歯科の最適な初診時期

お子さんの歯科受診、いつから始めるべきなのでしょうか?

一般的には、初めての歯が生えた頃(生後6か月〜1歳前後)に、一度歯医者で診てもらうことがおすすめです。この時期から定期的に歯科医院に通うことで、お子さんの口腔内の成長発達を適切に管理することができます。

実は3歳からでは少し遅いのです。なぜなら、乳歯のむし歯は進行が早く、3歳までに既に多くの歯が生えそろっているからです。最初の歯が生えてから定期的にチェックを受けることで、問題を早期に発見し対処することができます。

 

私は20年以上にわたり小児歯科に携わってきましたが、1歳前後から定期的に通院しているお子さんと、問題が生じてから来院するお子さんとでは、口腔内の状態に大きな差があることを日々実感しています。

早期からの受診には、歯科医院の雰囲気に慣れるというメリットもあります。歯医者に慣れていないお子さんほど、診察台に座ることを嫌がったり、器具を口に入れることを怖がったりすることが少なくありません。最初の印象が怖いものになってしまうと、通院自体を嫌がるようになってしまい、結果としてケアの遅れやむし歯の進行につながります。

年齢別の歯科受診ポイント

お子さんの年齢に応じた歯科受診のポイントをご紹介します。

0〜1歳:この時期は歯が生え始める大切な時期です。最初の歯が生えたら歯科医院を受診し、正しい口腔ケアの方法を学びましょう。歯磨きに向けた準備として、口に触れる、口の中を拭く練習から始めることをおすすめします。

1〜2歳:この時期には前歯を中心に乳歯が生えそろってきます。お子さん自身に歯ブラシを持たせた歯磨きの練習と親御さんによる仕上げ磨きの習慣化が重要です。また、哺乳瓶でのミルクや甘い飲み物の与え方にも注意が必要です。

2〜3歳:乳歯が全て生えそろう時期です。歯磨きの手順や歯ブラシの当て方、動かし方などの練習を行いましょう。この時期からフッ素塗布などの予防処置も効果的です。

小児歯科と一般歯科の違い

「小児歯科って一般の歯科医院と何が違うの?」

このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。小児歯科と一般歯科には、治療目的や治療内容に大きな違いがあります。

一般歯科の場合、主に歯の治療に重点が置かれます。一方、小児歯科の場合は虫歯等の予防、健全な歯の育成にも重きが置かれており、この点が治療目的の大きな違いです。

 

小児歯科では、子どもの歯(乳歯)を治療対象としているため、将来的に永久歯への生え変わりを見越した治療が必要です。そして、成長期にある著しい子どもの歯や顎の変化に対して、将来起こり得る口内トラブルを未然に防ぐことが小児歯科の最大の特徴だといえます。

私がライフガーデン茂原歯科で大切にしているのは、単に「治す」だけでなく「守る」という考え方です。お子さんの歯を長期的な視点で守るためには、専門的な知識と経験を持つ小児歯科での定期的なケアが効果的です。

小児歯科ならではの治療とケア

小児歯科では、お子さんの年齢や発達段階に合わせた独自の治療やケアを行います。

歯磨き指導:子どもの口内環境や、年齢によるブラッシング能力に合わせた歯磨きの指導が行われます。子どもが小さいうちは自分一人で丁寧にブラッシングすることは難しいため、親御さんに対しての仕上げ磨き指導も重要です。

 

フッ素塗布:乳歯は永久歯と比べてエナメル質が未成熟であるため、虫歯菌が生み出す酸によって溶けやすいとされています。フッ素には歯質を強化したり、酸によって溶け出てしまった歯質を修復したりする効果があるため、小児歯科では虫歯予防対策としてフッ素塗布が行われます。

シーラント:歯には小窩裂溝(しょうかれっこう)と呼ばれる溝が存在します。生えたばかりの乳歯はこの溝が深く、磨き残しが起こりやすいことから、汚れの蓄積によって虫歯リスクが高まります。小児歯科では、溝にプラスチックの樹脂を流し込む「シーラント」と呼ばれる治療を行い、汚れの蓄積を防止します。

食事習慣の指導:お子さんの食事習慣も虫歯リスクに大きく関わります。小児歯科では、間食の与え方や甘い飲み物の適切な摂取方法についてもアドバイスを行います。

小児歯科での定期検診の重要性

「うちの子は虫歯がないから、歯医者に行く必要はないのでは?」

このように考える保護者の方も少なくありません。しかし、小児歯科での定期検診は、虫歯の有無にかかわらず非常に重要です。

定期検診を受けることで、以下のような効果が期待できます。

 

むし歯の早期発見・早期治療:乳歯は永久歯に比べるとエナメル質が薄く、むし歯の進行が早いのが特徴です。定期的に受診していれば、小さなむし歯の段階で発見でき、痛みの少ない治療が可能になります。

歯並びやかみ合わせのチェック:歯並びが悪いと見た目の問題だけでなく、かみ合わせによる顎の成長への影響も懸念されます。矯正が必要と判断された場合、早い段階で対処するほど負担が少なく済むケースが多いです。

お子さんと歯医者とのコミュニケーション構築:通院を重ねることで、歯科医院やスタッフとの関係性が築かれ、歯医者独特の緊張や不安が和らぎます。慣れた環境であれば、お子さん自身が「歯医者さんは怖くない場所」と理解するため、将来的な治療もスムーズに進みやすくなります。

私は長年の臨床経験から、3〜4ヶ月ごとの定期検診が最も効果的だと考えています。特に虫歯リスクの高いお子さんや、歯並びに問題がある場合は、より頻繁な検診が必要かもしれません。

定期検診で行うこと

小児歯科での定期検診では、以下のようなことを行います。

 

口腔内の総合チェック:虫歯や歯肉の状態、歯並び、かみ合わせなど、お口の中全体をチェックします。

クリーニング:歯垢や歯石の除去を行い、清潔な口腔環境を維持します。

フッ素塗布:定期的なフッ素塗布により、歯質を強化し虫歯予防効果を高めます。

ブラッシング指導:お子さんの成長に合わせた歯磨き方法を指導します。

食生活のアドバイス:虫歯リスクを減らすための食生活についてアドバイスします。

小児歯科医院の選び方

お子さんに合った小児歯科医院を選ぶことは、将来の歯の健康を左右する重要な決断です。では、どのような点に注目して選べばよいのでしょうか?

小児歯科を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

 

小児歯科の専門性:小児歯科専門医や小児歯科に精通した歯科医師がいるかどうかは重要なポイントです。子どもの歯の治療には特別な知識と技術が必要です。

院内の雰囲気:お子さんが怖がらずにリラックスできる環境かどうかをチェックしましょう。キッズスペースや絵本、おもちゃなどが用意されているかも確認ポイントです。

予防歯科への取り組み:単に治療を行うだけでなく、予防歯科に力を入れている医院を選ぶことが大切です。定期検診やフッ素塗布、シーラントなどの予防処置を積極的に行っているかどうかを確認しましょう。

スタッフの対応:お子さんに優しく接してくれるスタッフがいるかどうかも重要です。子どもの気持ちを理解し、不安を和らげてくれる対応ができるスタッフがいる医院を選びましょう。

私が院長を務めるライフガーデン茂原歯科では、お子さんが楽しく通える環境づくりを心がけています。保育士による託児サービスや広いキッズルームを完備し、お子さん連れの患者さんにも安心して通院いただける体制を整えています。

初診時のチェックポイント

初めて小児歯科を受診する際は、以下の点をチェックしてみましょう。

 

丁寧な説明:お子さんの口腔状態や必要な治療について、わかりやすく丁寧に説明してくれるかどうか。

コミュニケーション:お子さんとのコミュニケーションを大切にし、恐怖心を和らげる工夫をしているかどうか。

治療方針:むやみに治療を勧めるのではなく、予防を重視した適切な治療方針を提案してくれるかどうか。

設備・衛生面:清潔で安全な環境が整っているかどうか。

当院では初診時に個別相談を行い、お子さんの状態をしっかりと把握した上で、最適な治療プランをご提案しています。「こうしたい」「こうして欲しくない」など、保護者の方のご要望もしっかりとお聞きし、お子さんに合った治療を進めていきます。

お子さんが歯医者を怖がる場合の対処法

多くのお子さんが歯医者を怖がるのは自然なことです。未知の環境や器具、音などが不安を引き起こします。では、そんなお子さんにどう対応すればよいのでしょうか?

長年小児歯科に携わってきた経験から、いくつかの効果的な方法をご紹介します。

最初は短時間の受診から始める:初めての受診では、実際の治療は行わず、診察台に座る練習や口を開ける練習など、短時間の慣らし訪問から始めるのが効果的です。

 

歯医者さんごっこをする:自宅で歯医者さんごっこをして、診察の流れを事前に体験させておくと、実際の診察への不安が軽減されます。

ポジティブな言葉を使う:「痛くない」「怖くない」という否定的な言葉ではなく、「上手にできたね」「勇気があるね」などポジティブな言葉で励ますことが大切です。

リラックスできる環境づくり:お気に入りのぬいぐるみや絵本を持参させるなど、お子さんがリラックスできる工夫をしましょう。

 

私たちライフガーデン茂原歯科では、お子さんの恐怖心を和らげるために、「Tell-Show-Do(説明して-見せて-実行する)」という方法を取り入れています。まず何をするのか説明し、次に器具を見せて、そして実際に処置を行うという段階を踏むことで、お子さんの不安を軽減しています。

また、優しい女性ドクターも在籍しており、特にお子さんに好評です。「話しやすい」関係性を築くことで、歯科治療への恐怖心を和らげる取り組みを行っています。

保護者ができるサポート

お子さんが歯医者を怖がる場合、保護者の方のサポートが非常に重要です。

 

事前の説明:歯医者で何をするのか、なぜ行くのかを、お子さんの年齢に合わせてわかりやすく説明しましょう。

ネガティブな言葉を避ける:「痛くないよ」「怖くないよ」という言葉はかえって不安を引き起こすことがあります。代わりに「お口をきれいにしてもらおうね」など、ポジティブな表現を使いましょう。

自分自身の不安を見せない:保護者の方が不安そうにしていると、お子さんにも伝わります。リラックスした態度で接することが大切です。

褒めて励ます:歯医者での頑張りを具体的に褒め、自信を持たせましょう。

当院では、保護者の方と連携しながら、お子さんが安心して治療を受けられる環境づくりを心がけています。お子さんの不安や恐怖心について、遠慮なくスタッフにご相談ください。

早期からの予防歯科の重要性

「治す」よりも「守る」。これが現代の歯科医療の基本的な考え方です。特にお子さんの場合、早期からの予防歯科の取り組みが非常に重要です。

ご存知ですか?虫歯や歯周病にならない方法があることを。ご存知ですか?一生涯、ご自身の歯で過ごせる方法があることを。

 

日本では、未だに多くの方が「治療」を求めて来院されます。しかし、治療せずともよくなる方法があるのであれば、それに越したことはありません。当院では、その方法を実践しています。

予防歯科の基本は、正しい歯磨き習慣の確立、定期的な歯科検診、適切な食生活の維持です。これらを幼少期から実践することで、将来的な歯のトラブルを大きく減らすことができます。

私たちライフガーデン茂原歯科では、「痛みを抑えた治療」「削る量が少ない治療」「歯の神経を守る治療」を実践しています。麻酔時には複数のステップを踏むことで痛みを最小限に抑え、歯を削る量も必要最低限に抑える取り組みをしています。また、一般的に抜歯が必要とされる症状でも、極力歯の神経を残す方向で治療を進めています。

家庭でできる予防歯科

予防歯科は歯科医院だけでなく、家庭での取り組みも非常に重要です。

 

正しい歯磨き習慣:お子さんの年齢に合わせた歯磨き方法を実践し、保護者による仕上げ磨きを習慣化しましょう。

フッ素配合歯磨き剤の使用:フッ素には歯質を強化する効果があります。お子さんの年齢に合ったフッ素配合歯磨き剤を選びましょう。

バランスの良い食生活:砂糖の摂取を控え、バランスの良い食事を心がけましょう。特に就寝前の甘いものは避けることが大切です。

定期的な歯科検診:3〜4ヶ月ごとの定期検診を習慣化しましょう。

当院では、お子さんの年齢や発達段階に合わせた家庭でのケア方法についても詳しくアドバイスしています。お子さんのお口の健康について、どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。

まとめ:お子さんの歯の健康を守るために

お子さんの歯の健康は、生涯にわたる口腔健康の基盤となります。今回ご紹介した通り、小児歯科は3歳からでは少し遅く、歯が生え始める1歳前後からの受診が理想的です。

早期からの歯科受診には、以下のようなメリットがあります。

 

・むし歯の早期発見・早期治療が可能

・歯科医院の雰囲気に慣れることができる

・歯並びやかみ合わせの問題を早期に発見できる

・正しい歯磨き習慣を身につけることができる

・将来的な歯のトラブルを予防できる

 

私たちライフガーデン茂原歯科では、「治す」場所ではなく「守る」場所というコンセプトを掲げ、お子さんの歯の健康を守るための予防歯科に力を入れています。保育士による託児サービスや広いキッズルームを完備し、お子さん連れの患者さんにも安心して通院いただける環境を整えています。

また、各専門家によるチーム医療を実践しており、お子さんの状態に合わせた最適な治療を提供しています。日本矯正学会認定医(非常勤)による矯正治療も行っており、お子さんの矯正(小児矯正)にも対応しています。

お子さんの歯の健康について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。私たちがお子さんの健やかな成長をサポートいたします。

歯の健康を維持する方法はすでに確立されています。歯の大切さ、そして予防の大切さを知り、お子さんの将来の健康を守りましょう。

詳しい情報や予約については、ライフガーデン茂原歯科のウェブサイトをご覧いただくか、お電話(0475-26-1350)にてお問い合わせください。24時間WEB予約システムも完備していますので、ご都合の良い時間にご予約いただけます。

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