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高齢者のインプラント治療〜5つの意外なメリットと注意点

2025年10月21日

歯を失うことは、年齢を重ねるとともに避けられない現実として多くの高齢者が直面する問題です。「もう年だから仕方ない」と諦めてしまう方も少なくありません。しかし、現代の歯科医療技術の進歩により、高齢者でもインプラント治療を受けることで、若い頃と変わらない噛み心地や見た目を取り戻せる可能性があるのです。

インプラント治療は単なる見た目の改善だけではなく、実は高齢者の生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。しっかり噛めることで食事が楽しめるようになり、会話もスムーズになります。さらに、最近の研究では認知症予防にも効果があるという結果も出ているのです。

本記事では、高齢者がインプラント治療を検討する際に知っておくべき5つの意外なメリットと、治療前に確認すべき注意点について詳しく解説します。「年だから無理」と諦める前に、ぜひ最後までお読みください。

 

高齢者のインプラント治療の現状

「高齢だからインプラントは無理」と思っていませんか?

実は、年齢だけでインプラント治療の可否が決まるわけではありません。2010年に行われた調査によると、65歳以上の高齢者におけるインプラント治療の成功率は若年層と比較しても遜色がないことが報告されています。現在では技術の進歩により、80代や90代の方でも条件が整えば安全に治療を受けられるケースが増えています。

歯科疾患実態調査によれば、60歳を超えると約80%の人が少なくとも1本以上の永久歯を失っており、年齢とともに抜けてしまった歯の数が増加する傾向にあります。つまり、インプラント治療を検討する機会は高齢になるほど増えるといえるでしょう。

歯を失った場合の治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つの選択肢があります。それぞれに特徴がありますが、特にインプラントは顎の骨に直接埋め込むため、安定性が高く天然歯に近い機能を持つことが大きな特徴です。

では、高齢者がインプラント治療を受ける際に、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

高齢者インプラント治療の5つの意外なメリット

1. しっかり噛めることによる栄養摂取の改善

インプラントの最大の魅力は「噛む力の回復」です。入れ歯と比較すると、インプラントは本来の歯の7〜9割程度の噛む力を回復することができます。これは単に硬いものが食べられるようになるだけでなく、食事全体の質を向上させる効果があります。

高齢になると噛む力が衰えがちですが、インプラントによって噛む力を回復させることで、食事の選択肢が広がります。栄養バランスの良い食事を摂ることができるようになり、全身の健康維持にも貢献するのです。

私が担当した80代の患者さんは、入れ歯からインプラントに変更した後、「久しぶりにりんごを丸かじりできた」と喜んでくださいました。食べる楽しみを取り戻すことは、高齢者の生活の質を大きく向上させる要素なのです。

2. 認知症予防への貢献

噛むという行為は、実は脳に大きな刺激を与えています。最近の研究では、しっかりと噛むことで脳に新鮮な血液が行き渡り、認知症予防につながるという結果が出ています。

インプラントは入れ歯と違って口蓋(上あごの部分)を覆わないため、食べ物の味や温度をダイレクトに感じることができます。これにより、食事中の五感がより刺激され、脳の活性化につながるのです。

噛む力の低下は、高齢者の認知機能の低下と関連があるという研究結果もあります。インプラントで噛む機能を回復することは、単なる歯の治療を超えた、認知症予防という観点からも重要な意味を持つのです。

3. 顔の形状維持と若々しい印象の保持

歯を失うと、徐々に顎の骨が痩せていきます。これは「骨吸収」と呼ばれる現象で、特に入れ歯を長期間使用している方に顕著に見られます。骨が痩せると顔のシルエットが変わり、口元がへこんで老けた印象になってしまいます。

インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込むため、噛むときの刺激が骨に伝わります。この刺激が骨の新陳代謝を促し、骨吸収を防ぐ効果があるのです。結果として、顔の形状が維持され、若々しい印象を保つことができます。

私のクリニックに通われている70代の女性患者さんは、インプラント治療後に「友人から若返ったと言われた」と喜んでいました。見た目の変化は自信にもつながり、社交的な活動を活発にする効果もあるのです。

4. 発音の改善とコミュニケーションの活性化

入れ歯を使用していると、「パカパカする」「話しにくい」といった悩みを抱える方が少なくありません。特に総入れ歯の場合、口蓋を広く覆うため発音に影響が出やすいのです。

インプラントは自分の歯と同じような構造をしているため、自然な発音が可能です。「サ行」や「タ行」などの発音がクリアになり、会話がスムーズになります。

コミュニケーションがしやすくなることで、家族や友人との会話が増え、社会的な交流が活発になります。これは高齢者の孤立を防ぎ、精神的な健康を維持する上でも重要な要素です。

どうですか?発音がよくなると、自信を持って人と話せるようになりますよね?

5. 他の健康な歯を守る効果

歯を失った場合、ブリッジ治療では両隣の健康な歯を削って土台にする必要があります。また、部分入れ歯では金属のバネを健康な歯にかけるため、その歯に負担がかかります。

インプラントは失った歯の部分だけを治療するため、他の健康な歯に負担をかけません。これにより、残っている自分の歯を長く保つことができるのです。

高齢になるほど、残っている歯を守ることの重要性は増します。インプラントは「失った歯を補う治療」であると同時に、「残っている歯を守る治療」でもあるのです。

 

高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点

インプラント治療には多くのメリットがありますが、高齢者が治療を受ける際にはいくつかの注意点があります。適切な判断をするためにも、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。

全身の健康状態の確認

インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態が重要です。特に高血圧や糖尿病、骨粗しょう症などの持病がある場合は、事前にかかりつけ医と相談し、リスク管理を行うことが必要です。

ただし、持病があるからといって必ずしもインプラント治療ができないわけではありません。適切な医療管理のもとで安全に治療を受けられるケースも多いのです。まずは歯科医師に相談し、詳しい検査を受けることをおすすめします。

私が担当した75歳の糖尿病患者さんは、血糖コントロールをしっかり行った上でインプラント治療を受け、現在も問題なく使用されています。医師との連携が重要なのです。

骨の状態と量の評価

インプラントは顎の骨に埋め込むため、十分な骨の量と質が必要です。高齢者の場合、歯周病の進行や長期間の歯の喪失により、骨が痩せている場合があります。

骨の量が不足している場合でも、「骨造成」という手術で骨を増やすことが可能です。ただし、骨造成を含むインプラント治療は、より細やかな術後ケアが必要になります。

最新のCT撮影技術を用いることで、骨の状態を詳細に把握し、安全な手術計画を立てることができます。むらせ歯科茂原院では、CT撮影とシミュレーションソフトを活用し、正確な診査診断と治療計画を立案しています。

治療期間と通院の負担

インプラント治療は、一般的に半年程度の期間がかかります。高齢者の場合、長期間の通院が負担になる可能性があります。

治療の流れとしては、①適応検査(事前チェック)、②インプラント埋め込み手術、③アバットメント(土台)の装着、④人工歯の型取りと作成、⑤人工歯の装着という5ステップで進みます。

通院が難しい場合は、送迎サービスがある歯科医院を選ぶなど、負担を軽減する工夫も検討しましょう。また、将来的に通院が困難になった場合のメンテナンス方法についても、事前に歯科医師と相談しておくことが大切です。

費用と長期的なメンテナンス

インプラント治療は自由診療となるため、保険が適用される入れ歯と比べて費用が高額になります。一般的に1本あたり30〜50万円程度が相場です。

しかし、長期的な視点で見ると、入れ歯の調整や作り直しにかかる費用を考慮すると、必ずしもインプラントが高コストとは言えない場合もあります。

また、インプラントは治療して終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。特にインプラント周囲炎という病気は、天然歯の歯周病と比べて進行が10〜20倍速いため、定期的なケアが欠かせません。

むらせ歯科茂原院では、科学的根拠に基づいたオリジナルのメンテナンスシステムを導入し、患者ごとにカスタマイズしたメンテナンスプログラムを作成しています。

 

高齢者インプラント治療の成功事例

実際に高齢者がインプラント治療を受けて、生活がどのように変わったのか、具体的な事例をご紹介します。

80歳の男性Aさんは、長年使っていた総入れ歯に不満を感じていました。「食事中に入れ歯が動いて困る」「好きな食べ物を制限せざるを得ない」という悩みを抱えていたのです。

CT検査で骨の状態を確認したところ、オールオン4というインプラント治療が可能と判断されました。これは最小4本のインプラントで上下の歯を支える方法です。

治療後、Aさんは「固いものも問題なく噛めるようになった」「入れ歯が動く心配がなくなり、人前で笑えるようになった」と喜んでいます。特に「孫と一緒に食事を楽しめるようになった」ことが大きな喜びだそうです。

また、75歳の女性Bさんは、部分入れ歯のバネが目立つことに悩んでいました。「笑うときに金属が見えるのが恥ずかしい」という理由でインプラント治療を希望されたのです。

治療後、Bさんは「見た目が自然になり、自信を持って笑えるようになった」と満足されています。さらに「発音がクリアになり、カラオケを再開した」という嬉しい報告もいただきました。

このように、インプラント治療は高齢者の生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

 

まとめ:高齢者こそインプラント治療の恩恵を

高齢者のインプラント治療について、5つの意外なメリットと注意点をご紹介しました。

インプラント治療のメリットをまとめると、

①しっかり噛めることによる栄養摂取の改善

②認知症予防への貢献

③顔の形状維持と若々しい印象の保持

④発音の改善とコミュニケーションの活性化

⑤他の健康な歯を守る効果

の5つが挙げられます。

一方で、全身の健康状態、骨の状態、治療期間と通院の負担、費用と長期的なメンテナンスについては、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

高齢だからといってインプラント治療を諦める必要はありません。むしろ、高齢者こそインプラント治療の恩恵を受けられる可能性があります。まずは専門医に相談し、自分に合った治療法を見つけることをおすすめします。

むらせ歯科茂原院では、「インプラント治療はどうしても歯を残すことができない場合の1つの選択肢」という考えのもと、患者一人ひとりに合わせた最適な治療提案と、安全で長期的に使える高品質なインプラント治療を提供しています。

あなたの歯の健康と豊かな生活のために、専門医への相談を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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