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歯科矯正中の歯周病予防〜専門医が教える7つのケア方法

2025年10月21日

歯科矯正中に歯周病のリスクが高まる理由

歯科矯正治療は美しい歯並びを手に入れるための素晴らしい選択です。しかし、矯正装置を装着している間は、歯周病のリスクが通常よりも高まることをご存知でしょうか。

矯正装置は歯の表面に取り付けられることで、歯垢(プラーク)が溜まりやすい環境を作り出します。特に、ブラケットやワイヤーの周囲は歯ブラシが届きにくく、食べかすや細菌が蓄積しやすい状態になります。この状態が続くと、歯肉に炎症が起こり、歯周病へと進行していくのです。

歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位とされています。30代以上の約3人に2人が歯周病に罹患しているという調査結果もあり、決して他人事ではありません。特に矯正治療中は通常よりも注意が必要なのです。

では、矯正治療中に歯周病を予防するためには、どのようなケアが効果的なのでしょうか?

 

矯正治療前に歯周病チェックが必要な理由

矯正治療を始める前に、まず歯周病の検査を受けることが非常に重要です。なぜなら、歯周病が進行している状態で矯正治療を始めると、症状がさらに悪化する可能性があるからです。

歯周病の進行により、歯を支える骨が溶けてしまうと、矯正治療による歯の移動に耐えられなくなります。最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうリスクもあるのです。

歯周病の検査では、歯科医師が特殊な器具を使って歯と歯肉の間の「歯周ポケット」の深さを測定します。健康な状態では2〜3mm程度ですが、4mm以上あると歯周病が進行している可能性があります。

軽度の歯周病であれば、適切な治療を行った上で矯正治療を開始できます。しかし、中度から重度の歯周病の場合は、まず歯周病の治療を優先し、症状が落ち着いてから矯正治療を始めることが推奨されます。

 

歯並びを美しくしても、歯周病で歯を失っては元も子もありません。矯正治療と歯周病予防は常にセットで考えましょう。

 

歯周病の治療には、歯石除去や歯周ポケット内の清掃、場合によっては外科的処置が必要になることもあります。歯科医師の指示に従い、しっかりと治療を受けることが大切です。

 

矯正装置別の歯周病リスクと対策

矯正装置にはさまざまな種類があり、それぞれに歯周病リスクが異なります。装置のタイプに合わせた適切なケア方法を知っておくことが重要です。

表側矯正(ブラケットを歯の表側に装着するタイプ)は、最も一般的な矯正方法ですが、ブラケットとワイヤーの周囲に歯垢が溜まりやすいという特徴があります。特に歯と歯肉の境目や、ワイヤーの下部は要注意です。

表側矯正(従来型ブラケット)のケア方法

表側矯正では、通常の歯ブラシに加えて矯正用の歯ブラシを使用することをおすすめします。ブラケットの上下から歯ブラシを当て、小刻みに動かしながら丁寧に磨きましょう。また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、ブラケット周囲や歯と歯の間の清掃も欠かせません。

ワイヤーの下は特に磨きにくいため、ワンタフトブラシ(一束歯ブラシ)を使うと効果的です。歯と歯肉の境目に沿って丁寧に磨くことで、歯周病の原因となる歯垢を効果的に除去できます。

裏側矯正のケア方法

裏側矯正(リンガルブラケット)は、ブラケットが歯の裏側に付くため見た目には目立ちませんが、舌側の清掃が難しいというデメリットがあります。

裏側矯正の場合は、特に舌側の清掃に注意が必要です。専用の歯ブラシやワンタフトブラシを使って、ブラケット周囲を丁寧に磨きましょう。また、ウォーターピックなどの口腔洗浄器を使用すると、届きにくい部分の清掃に役立ちます。

マウスピース矯正のケア方法

マウスピース型矯正装置(インビザラインなど)は取り外しが可能なため、歯磨きがしやすいというメリットがあります。しかし、装置自体の清潔さを保つことが重要です。

マウスピース矯正の場合、食事の後は必ず歯を磨いてからマウスピースを装着しましょう。磨き残しがあると、マウスピースとの間に細菌が閉じ込められ、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、マウスピース自体も定期的に洗浄する必要があります。専用の洗浄剤を使用するか、ぬるま湯と中性洗剤で優しく洗いましょう。熱湯や強い洗剤は変形の原因になるので避けてください。

 

歯科矯正中の歯周病予防に効果的な7つのケア方法

矯正治療中に歯周病を予防するためには、日常的なケアが欠かせません。ここでは、専門医が推奨する7つのケア方法をご紹介します。

これらの方法を毎日の習慣に取り入れることで、矯正治療を成功させながら、健康な歯と歯茎を維持することができるでしょう。

1. 正しいブラッシング方法を身につける

矯正装置を装着していると、通常よりも丁寧なブラッシングが必要です。歯ブラシは毛先が柔らかめのものを選び、歯と歯肉の境目に45度の角度で当て、小刻みに動かしながら磨きましょう。

特に注意したいのは、ブラケットの周囲や歯と歯肉の境目です。これらの部分は歯垢が溜まりやすく、歯周病の原因となります。1日3回、食後に時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。

2. 歯間ブラシとデンタルフロスを活用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間や矯正装置の周囲の汚れを完全に取り除くことはできません。歯間ブラシやデンタルフロスを使って、これらの部分を丁寧に清掃することが重要です。

矯正装置を装着している場合は、フロススレッダーと呼ばれる器具を使うと、ワイヤーの下にフロスを通しやすくなります。また、矯正用の歯間ブラシは、ブラケットの周囲や歯と歯の間の清掃に効果的です。

歯間ケアは1日1回、できれば就寝前に行うことをおすすめします。最初は少し時間がかかりますが、習慣になれば数分で終わるようになります。

3. 洗口液(マウスウォッシュ)を使用する

フッ素配合の洗口液を使用することで、歯の再石灰化を促進し、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。特に矯正装置を装着している場合は、ブラッシングだけでは届きにくい部分にも効果があります。

洗口液は、歯磨き後に使用するのが効果的です。製品の指示に従って適量を口に含み、30秒から1分程度すすいだ後、吐き出します。アルコールフリーのタイプは刺激が少なく、長期間使用しやすいでしょう。

4. 定期的なプロフェッショナルクリーニングを受ける

矯正治療中は、通常よりも頻繁に歯科医院でのクリーニングを受けることが推奨されます。一般的には2〜3ヶ月に1回のペースが理想的です。

プロフェッショナルクリーニングでは、自分では取り除けない歯石や歯垢を専門的に除去します。また、歯科医師や歯科衛生士から、自宅でのケア方法についてアドバイスを受けることもできます。

定期的なクリーニングは、歯周病の早期発見・早期治療にも役立ちます。少しでも歯肉の腫れや出血が気になる場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

5. 食生活に気をつける

矯正治療中は、食べ物の選択にも注意が必要です。砂糖を多く含む食品や飲料は、虫歯や歯周病のリスクを高めます。特に、粘着性の高いお菓子や清涼飲料水は控えめにしましょう。

また、硬い食べ物は矯正装置を損傷させる可能性があるため、避けた方が無難です。野菜や果物は小さく切って食べるなど、工夫することが大切です。

食事の後は、できるだけ早く歯を磨くか、少なくともうがいをして、食べかすを取り除くようにしましょう。

6. 禁煙する

喫煙は歯周病のリスク要因の一つです。タバコに含まれるニコチンやタールは、歯肉の血流を悪化させ、免疫機能を低下させます。その結果、歯周病菌に対する抵抗力が弱まり、歯周病が進行しやすくなります。

矯正治療中は特に歯周組織への負担が大きいため、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病のリスクがさらに高まります。矯正治療を始める良い機会に、禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

7. ストレスを管理する

意外に思われるかもしれませんが、ストレスも歯周病のリスク要因の一つです。ストレスが続くと免疫機能が低下し、歯周病菌に対する抵抗力が弱まります。

また、ストレスによって歯ぎしりや食いしばりが増加すると、歯や歯周組織に過度な負担がかかり、歯周病のリスクが高まります。矯正治療中は特に注意が必要です。

適度な運動や十分な睡眠、リラクゼーション法の実践など、ストレス管理を意識した生活を心がけましょう。

 

矯正中に歯周病のサインが出たらどうする?

矯正治療中に歯周病の兆候が現れた場合、早急に対処することが重要です。歯周病の初期症状を見逃さないようにしましょう。

歯周病の主な症状には、歯肉の腫れや赤み、歯磨き時の出血、口臭の悪化、歯のグラつきなどがあります。これらの症状が現れたら、すぐに歯科医師に相談してください。

初期の歯周病であれば、プロフェッショナルクリーニングと自宅でのケアの改善で対処できることが多いです。しかし、症状が進行している場合は、より専門的な治療が必要になることもあります。

歯周病の治療中は、矯正装置の調整を一時的に中断したり、装置の種類を変更したりする場合もあります。歯科医師の指示に従い、適切な治療を受けることが大切です。

あなたの歯周病の状態はどうですか?定期的なチェックを受けていますか?

 

むらせ歯科茂原院の矯正治療と歯周病予防の取り組み

むらせ歯科茂原院では、矯正治療だけでなく、虫歯治療や歯周病治療にも対応しています。矯正治療を始める前の初期処置(虫歯・歯周病・抜歯)や、矯正中の虫歯予防・歯周病予防にも力を入れています。

特に、透明なマウスピース型矯正装置を提供しており、これは目立ちにくく、取り外しが可能で口内の違和感が少ないという利点があります。患者は通常通りの食事ができ、歯磨きや装置の洗浄も簡単に行えます。

また、患者と医院間のコミュニケーションアプリを導入しており、このアプリでは歯の動きをスライドショーで確認できたり、マウスピースの交換時期を通知する機能があります。これにより、患者さんへのサービス精度向上にも貢献しています。

さらに、不正咬合(悪い歯並び)の多くは顎関節にトラブルを持つ患者が多いことから、希望がある場合には矯正治療前にスプリント療法を行い、歯並びを整えるだけでなく顎関節症の改善も同時に行っています。

むらせ歯科茂原院の矯正治療は、美しい歯並びを実現するだけでなく、口腔内の健康維持や顎関節症の改善など、総合的な口腔ケアを提供する点に特徴があります。

 

まとめ:矯正治療成功の鍵は歯周病予防にあり

歯科矯正治療は、美しい歯並びを手に入れるための素晴らしい選択です。しかし、その成功の鍵は、治療中の歯周病予防にあると言っても過言ではありません。

矯正装置の装着により歯垢が溜まりやすくなるため、通常よりも丁寧なケアが必要です。正しいブラッシング方法を身につけ、歯間ブラシやデンタルフロスを活用し、定期的にプロフェッショナルクリーニングを受けることが大切です。

また、食生活の改善や禁煙、ストレス管理なども歯周病予防に役立ちます。少しでも歯肉の腫れや出血などの症状が現れたら、すぐに歯科医師に相談しましょう。

むらせ歯科茂原院のように、矯正治療だけでなく歯周病予防にも力を入れている歯科医院を選ぶことも重要です。美しい歯並びと健康な歯茎の両方を手に入れ、一生涯自分の歯で食事を楽しめるよう、日々のケアを大切にしましょう。

あなたの素敵な笑顔のために、今日から始められるケアを実践してみませんか?

 

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