子どもの歯が痛いときの対処法|すぐ受診す…

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子どもの歯が痛いときの対処法|すぐ受診すべき症状と様子見の目安

2026年04月27日

「ママ、歯が痛い…」

夜中に子どもがそう訴えてきたとき、親御さんはどれほど不安な気持ちになるでしょうか。

子どもの歯の痛みは、虫歯だけが原因ではありません。生え変わりの時期特有の痛みや、転んで歯を打ったときの外傷、口内炎や中耳炎が原因のこともあります。原因によって対処法がまったく異なるため、まず「何が起きているのか」を正しく見極めることがとても大切です。

この記事では、矯正歯科専門医として、また一児の母として、子どもの歯の痛みに向き合ってきた経験をもとに、原因別の見極め方・応急処置・すぐに受診すべきサインをわかりやすくお伝えします。

ぜひ最後まで読んでみてください。

子どもの歯が痛い…まず確認したい6つの原因

子どもは痛みの場所や種類をうまく言葉で伝えられません。

「歯が痛い」と言っていても、実は歯茎だったり、耳の奥だったりすることも多いのです。まずは落ち着いて、考えられる原因を一つひとつ確認していきましょう。

原因① 虫歯(う蝕)

子どもの歯の痛みで最も多い原因が虫歯です。

歯の表面を覆う「エナメル質」に穴が開き、その下の「象牙質」や「神経」に刺激が届くことで痛みが生じます。乳歯はエナメル質が薄くて柔らかいため、虫歯の進行が大人よりもずっと早い傾向があります。気づいたときにはかなり深くまで進んでいた、というケースも少なくありません。

乳歯の虫歯を「どうせ抜けるから」と放置するのは禁物です。乳歯の根の下には、次に生えてくる永久歯の芽が育っています。乳歯の虫歯が進行すると、その影響が永久歯にも及ぶ可能性があります。早めの受診が大切です。

原因② 歯の生え変わりによる痛み

6歳前後から始まる生え変わりの時期は、特有の痛みが出やすい時期です。

下から永久歯が押し上げてくるときに神経が圧迫されたり、グラグラしている乳歯の周りの歯茎が炎症を起こしたりすることで、強い痛みを感じることがあります。この場合は虫歯ではないため、歯科医院で確認してもらうと安心です。痛みが数日で落ち着くようであれば、生え変わりによるものと考えられます。

原因③ 歯の外傷(折れ・欠け)

転んだり、何かにぶつかったりして歯が欠けることがあります。

歯の欠けが「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経の部分まで達すると、強い痛みが生じます。痛みがなくても、欠けた部分から細菌が侵入するリスクがあるため、外傷後はなるべく早く歯科医院を受診することをおすすめします。

原因④ 口内炎

子どもが「歯が痛い」と言っていても、実は口内炎が原因のことがあります。

大人でも口内炎の痛みはつらいもの。幼い子どもにとっては、歯の痛みと口内炎の痛みを区別することが難しく、「歯が痛い」と表現してしまうことがあります。お口の中をよく見て、白い潰瘍がないか確認してみましょう。

原因⑤ 中耳炎による関連痛

中耳炎になると、頬や耳の周辺に痛みが広がることがあります。

この痛みを歯の痛みと勘違いしてしまう子どもも少なくありません。発熱を伴っている場合や、耳を触って痛がっている場合は、中耳炎の可能性を疑い、耳鼻咽喉科への受診も検討してください。

原因⑥ 知覚過敏

「知覚過敏は大人のもの」というイメージがあるかもしれませんが、子どもにも起こります。

エナメル質が傷ついて象牙質が露出すると、冷たいものや熱いものを食べたときにしみる感覚が生じます。生えたばかりの永久歯はエナメル質がまだ未熟なため、特に知覚過敏が起きやすい状態です。強いブラッシングや極端な温度の飲食物に注意しましょう。

子どもの歯が痛いときの応急処置4ステップ

夜中や休日に突然痛みが出たとき、すぐに歯科医院へ行けないこともあります。

そんなときのために、自宅でできる応急処置を知っておきましょう。

ステップ1 患部を冷やす

濡れたタオルや保冷剤をタオルで包んで、痛む側の頬にあてます。

冷やすことで炎症が抑えられ、痛みが和らぐことがあります。ただし、冷やしすぎは逆効果になることもあるため、10〜15分を目安にしてください。直接氷を当てるのは避けましょう。

ステップ2 口の中の汚れを取り除く

痛みを感じている歯の周りに食べかすが詰まっていると、それが神経を圧迫して痛みを強めることがあります。

水でしっかりうがいをして、やさしく歯磨きをしましょう。子どもの歯は隙間が広いため、食べ物が挟まりやすい構造になっています。汚れを取り除くだけで痛みが和らぐこともあります。

ステップ3 小児用鎮痛剤を使用する

痛みが強い場合は、小児用の鎮痛剤を使用することも選択肢の一つです。

市販の小児用鎮痛剤を使用する場合は、必ず用法・用量を守ってください。大人用の鎮痛剤は子どもには使用しないでください。あくまでも応急処置であり、翌日以降に歯科受診することが前提です。

ステップ4 夜間・休日対応の医療機関を利用する

応急処置をしても痛みが引かない場合は、夜間や休日に対応している歯科医院や救急病院を受診しましょう。

お住まいの地域の救急医療情報は、各都道府県の救急医療情報センターや、「#7119」(救急安心センター)で確認できます。

やってはいけない!NGな対処法

子どもが痛がっているとき、つい「よかれ」と思ってやってしまいがちな行動があります。

しかし、それが症状を悪化させることも。以下のNG行動は避けてください。

患部を指で触る

「どこが痛いの?」と確認したくて、指で触ってしまいがちです。

しかし、指についた細菌が傷口に入り込み、炎症を悪化させるリスクがあります。患部はできるだけ触らないようにしましょう。

お風呂に入る・激しい運動をする

血行が促進されると、痛みが増すことがあります。

歯が痛いときは、熱いお風呂や激しい運動は控えて、安静に過ごすことが大切です。シャワー程度にとどめておきましょう。

熱いもの・冷たいもの・硬いものを食べさせる

患部への刺激が痛みを強めます。

痛みがある間は、常温のやわらかい食べ物を選ぶようにしてください。アイスクリームや熱いスープなどは避けましょう。

痛みが引いても放置する

「痛みが引いたからもう大丈夫」と思って放置するのは、最も危険な行動です。

 

「痛みが消えた」=「治った」ではありません。神経が壊死して痛みを感じなくなっているだけの可能性があります。

 

痛みが引いた後も、必ず歯科医院で診てもらいましょう。

すぐに歯科受診が必要なサイン

様子を見ていていい場合と、すぐに受診すべき場合があります。

以下のような症状が見られる場合は、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

緊急受診が必要なケース

  • 歯が折れた・欠けた・抜けた(外傷)
  • 歯茎や顔が腫れている
  • 発熱を伴っている
  • 痛みが強くて眠れない・食事ができない
  • 歯が大きく揺れている(外傷による)
  • 歯の色が変わってきた(灰色・黒色)

特に歯が抜けてしまった場合は、「牛乳」または「生理食塩水」に入れて保管し、できるだけ早く歯科医院へ持参してください。乾燥させると再植の可能性が低くなります。

数日様子を見てもよいケース

  • 乳歯がグラグラして少し痛む(生え変わりの時期)
  • 口内炎による痛み(食事・会話に支障がない程度)
  • 冷たいものがしみる程度の軽い知覚過敏

ただし、様子を見る場合も、数日経っても改善しない場合は受診を検討してください。「もう少し待てば治るかも」という判断が、症状を悪化させることがあります。

原因別・歯科での治療の流れ

歯科医院ではどんな治療が行われるのか、知っておくと子どもへの説明もしやすくなります。

虫歯の場合

虫歯の進行度によって治療内容が変わります。

初期の虫歯であれば、フッ素塗布や経過観察で対応できることもあります。進行した虫歯は、削って詰め物をする処置が必要です。神経まで達している場合は、神経の治療(根管治療)が必要になることもあります。乳歯だからといって治療しなくていいわけではありません。早期発見・早期治療が大切です。

外傷の場合

歯が折れた・欠けた場合は、欠けた部分の状態によって治療が異なります。

神経に達していない場合はレジン(歯科用プラスチック)で修復できることが多いです。神経に達している場合は神経の治療が必要になります。歯が完全に抜けてしまった場合は、再植処置を行うこともあります。

生え変わりによる痛みの場合

乳歯がなかなか抜けずに痛みが続く場合は、歯科医院で抜歯してもらうことで痛みが解消されます。

永久歯が変な方向に生えてきている場合は、矯正的なアプローチが必要になることもあります。早めに相談することで、将来の歯並びへの影響を最小限に抑えられる可能性があります。

子どもの歯を守るために日頃からできること

歯の痛みは、多くの場合「予防」で防ぐことができます。

日頃のケアが、子どもの歯を守る最大の武器です。

仕上げ磨きを丁寧に続ける

子どもが自分で磨けるようになっても、仕上げ磨きは小学校低学年まで続けることをおすすめします。

特に生えたばかりの永久歯はエナメル質が未熟で虫歯になりやすい状態です。奥歯の溝や歯と歯茎の境目を丁寧に磨いてあげましょう。「磨いた後に親が確認する」習慣をつけるだけでも、虫歯予防の効果が大きく変わります。

食生活の見直し

糖分の多い飲食物を「だらだら食べ続ける」習慣が、虫歯リスクを高めます。

スポーツドリンクやジュースを頻繁に飲ませることも注意が必要です。食事の時間を決めて、間食を減らすことが虫歯予防につながります。カルシウムを多く含む乳製品や小魚、ビタミンDを補える外遊びも、丈夫な歯を作るために大切です。

定期検診を習慣にする

3〜6ヶ月に1回の定期検診が、虫歯の早期発見につながります。

痛みが出てから受診するのではなく、「痛くなる前に行く場所」として歯科医院を位置づけることが大切です。定期検診に慣れておくと、いざ治療が必要なときも怖がらずに受診できるようになります。

子どもが歯医者を怖がらないための工夫

「歯が痛いのに、歯医者に連れて行けない…」という悩みを持つ親御さんは多いです。

一度「痛い」「怖い」という体験をすると、その後の通院が難しくなってしまいます。だからこそ、最初の歯科体験がとても重要です。

いきなり治療しない歯科医院を選ぶ

子どもにとって、歯科医院の雰囲気や先生との関係づくりが最初のステップです。

初回はいきなり治療を始めず、診療台に座る・器具を見て触れる・スタッフと話すといった「慣れのプロセス」を大切にしている歯科医院を選ぶと、子どもの歯医者嫌いを防ぎやすくなります。

痛みへの配慮が充実した医院を選ぶ

子どもの「歯医者嫌い」の最大の原因は「痛み」です。

表面麻酔で注射の痛みを和らげる、極細の針を使う、電動麻酔でゆっくり注入するといった多層的な痛み対策を行っている医院であれば、子どもへの負担を大幅に減らせます。技術・機器・経験の組み合わせで痛みを最小化している医院を選びましょう。

保護者が通わせやすい環境かどうかも確認する

子どもを連れての通院は、親御さんにとっても大変です。

保育士が常駐するキッズルームがある、兄弟を預かってもらえる、土日も診療しているといった環境が整っている医院であれば、通院のハードルが大きく下がります。継続して通えることが、子どもの歯の健康を守る最大の近道です。

まとめ|子どもの歯の痛みは「早めの対応」が大切

子どもの歯の痛みは、原因によって対処法がまったく異なります。

まずは落ち着いて原因を見極め、応急処置をしながら歯科受診の準備をしましょう。

  • 虫歯・外傷・歯茎の腫れ・発熱を伴う場合は早急に受診
  • 生え変わりや軽い口内炎は数日様子を見てもよい
  • 痛みが引いても放置せず、必ず歯科医院で確認する
  • 日頃の仕上げ磨き・食生活・定期検診で予防を徹底する

「痛くなってから行く場所」ではなく、「痛くなる前から通う場所」として歯科医院を活用してほしいと思います。

子どもの歯の健康は、将来の笑顔につながります。

千葉県茂原市で子どもの歯のことを相談するなら|ライフガーデン茂原歯科

「子どもが歯医者を怖がっている」「できるだけ痛くない治療を受けさせたい」そんな親御さんの気持ちに寄り添った歯科医院が、千葉県茂原市にあります。

ライフガーデン茂原歯科は、「子どもを歯医者嫌いにさせない」ことを軸に、小児歯科・マタニティ歯科に特化した診療体制を整えています。

  • いきなり治療しない…慣れのプロセスを大切にした診療方針
  • 多層的な痛み対策…表面麻酔・極細針・電動麻酔・痛点回避の組み合わせ
  • 保育士常駐のキッズルーム…兄弟預かりにも対応
  • 治療後のプレゼント…「また来たい」と思えるポジティブ体験
  • 予防型小児矯正…歯並びが悪くなる原因を早期に防ぐアプローチ
  • マタニティ歯科対応…マイナス1歳からの予防を実践
  • 土日診療・バリアフリー…ベビーカー・車椅子での来院も安心

茂原駅より徒歩10分。お子さんの歯のことで気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

歯並びのお悩みも、虫歯の予防も、はじめての歯科体験も、ライフガーデン茂原歯科にお任せください。

 

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